老鶯日記

むかしの鹿児島の面影を求めて、庭の花とともにつづります

薩摩琵琶の稽古会

木槿も名残


毎週金曜日の夜に公民館で薩摩琵琶の練習をしていると、毎回、近所の猫が見学にきます。網戸の外からじーっと練習している様子をみたり、駐車場に寝そべって部屋を見ていたり。見かけるのが楽しくなっています。でも、声をかけると、そそと離れていくので、「ああ、そうなんだ。」と思いつつ、琵琶の音に反応しているのか不思議な猫です。練習に来ていた年配方のお話では、「琵琶を弾くとカエルは鳴き止む」とか。鹿児島市内のど真ん中では、琵琶を弾く傍に、身近にカエルが鳴くような環境は、もう残っていない。