老鶯日記

むかしの鹿児島の面影を求めて、庭の花とともにつづります

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

老松

茶入 濃茶の手前をするときは、ここまで来るのが長かった分、思いがこもります。

琵琶を始めたきっかけ

新しく始めた方や長くされている方を見ていて、最近よく思います。もう武士の時代のように封建的な制度もなく、儒教や仏教などの精神的涵養も追及されない時代に、自分は何を琵琶に求めて始めたんだったけ・・と。 退職して、鹿児島に戻ってきた頃に歩いた夜…

鈴虫

今年も小さな鈴虫が元気に姿を見せてくれました。一生懸命に土の中から、はい上がる姿を見ていると、なんとも愛おしい生命です。中には、はい上がれずに命を終えるものもあるのでしょう。初秋までの短い間、大切にお世話します。

第55回 薩摩琵琶春季弾奏大会

令和5年6月4日(日) 黎明館講堂 開場12:30 開演13:00 春季の弾奏大会が実施されます。 あじさい

別れ

最近、あまりにも別れが多いような気がします。仕事でも趣味でも、出会いがあれば、別れがあるのは知っているけど、その人その人で思い出も違います。暑い日も寒い日も普段何気に顔を合わせているほど苦労を知っていて、やはり別れは悲しいものです。

雨の日に手芸

手作りの掛け香 訶子という実を入れて作る部屋掛けのお香を作ってみました。いくつ作っても裁縫が不器用なので、なかなかうまくできませんでした。袋の中に、刻みの薬種を12種類ほど混ぜて作りますが、香料が多くなるほどに複雑な香りになり、まとまりませ…

崩れの音色

まだ明るい夏の夕方に、自転車で福祉館まで薩摩琵琶を習いに行っていた頃を思い出します。当時は、年長者の音高にそろえて、ひとりずつ順番に弾いていく、昔からのスタイルでした。 その頃は、傍らで崩れを聞いているだけでしたし、自分が金剛石を謡い終わっ…

立夏

籠に花 せっかくの連休だから何かしないと・・気持ちが焦るうちに、いつもの土日になりそうです。心静かに暮らせるようになりたいものです。

キャンプ

木炭でお湯を沸かすのは、とても大変でした。 お湯というのは、貴重なものなのですね。