老鶯日記

むかしの鹿児島の面影を求めて、庭の花とともにつづります

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

帰り道

空の色がとても青くて、夏を思わせるような夕暮時でした。

上陽白髪人(じょうようはくはつじん)

こうこうたる残燈 壁に背く影 蕭々たる暗雨 窓打つ声・・早朝、ラジオを聞いていて、独りはっとしました。なんか聞いたことあるフレーズだと思えば、琵琶歌の『狂女(きょうじょ)』に出てくる一節でした。いままで、何も知らずに歌ってましたが、白居易の漢…

人の居ぬ間に

福祉館の部屋の灯りがついていないと、今のうちに誰にも聞かれず練習できると気持ちが急ぎます。ある程度、時間が経ってほかの人が来始めると、節電モードに切り替えます。昨日は、久しぶりに近所の猫が窓から部屋を覗いていました、元気にしてたかと思いか…

夏の予感

サトイモ葉の水玉 去年の十五夜でお供えした親芋を捨てるのが不憫だったので、庭に植えました。芽が出て、葉が伸び、今では雨のしずくをたたえて、みずみずしい容姿です。昔は、七夕に夜露を集めて、習字をすると字が上手になると教えられ、練習したものです…

逍遥(しょうよう)

春の弾奏会が終わると、秋まで、しばらく間があきますので、練習する気力が無くなるものです。次の目標を考えながら、練習はお休みです。 お灯明と線香を供えに観音堂

雨の止む間

昨日から降り続いた雨が、お昼前には止みました。電線にツバメの姿がありました。今年も、遠く南の島から来たのでしょうか。 ツバメの飛び交う季節

沙羅双樹の花の色

仕事を終えて琵琶の練習に向かう途中、夏椿が咲いていました。 咲いたまま、ぽとりと落ちる姿に、何処となくさびしい印象があります。 夏椿

春季弾奏大会を実施しました

第55回春季薩摩琵琶弾奏大会 今年も例年どおり、お滞りなくおめでたく実施させていただきました。見に来ていただいた方々や日々練習に励まれます弾奏者の方々にとりまして、良い一日となりましたなら、幸いでございます。 黎明館の庭園の小池 日差しも強く…

雨後山岳青

梅雨空に花ショウブ 昨日の夜は琵琶の練習を終えて帰るとき、月が明るく、思わず空を見上げてしまうほどでした。月のまわりに虹の輪がとてもきれいでした。