老鶯日記

むかしの鹿児島の面影を求めて、庭の花とともにつづります

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

近江路④

近江神宮 百人一首のかるたで有名な近江神宮に行きました。境内は、木々が広がり静かでした。 恋の歌が多い気がする和歌の世界が苦手なのですが、参拝をして、もう少し和歌の勉強をしようと思いました。 石灯籠に梅の花

近江路③

逢坂関址 両脇を山に囲まれた薄暗い路沿いを歩いていくと、滋賀から京都にぬける逢坂関址がありました。今は、自動車が勢いよく走っていく道路になっています。関址を後に、市街地に戻る頃には、雨は止み、東の空に満月が出ていました。 蝉丸神社

近江路②

彦根城 ちょうど梅が咲き出した彦根城周辺の散策に出かけました。井伊家の雅楽器が、博物館に展示してあり、始めて昔の楽琵琶や楽筝を見ました。当時は、どんな音がしていたのでしょうか。お城周りのお堀が大きく、鵜や鷺、鴨など水鳥が多く、水郷の街並みに…

近江路①

琵琶湖に浮かぶ竹生島 船で竹生島に向かい、お寺とお社にお参りに行きました。昔行ったときは、まだ薩摩琵琶を知らないときでした。船の待ち時間で、ぼんやり看板を見ていてたら、「緑樹影沈んで魚樹に登る風情」と書いてあり、『春日野』の歌詞は、琵琶湖八…

さざ波の音

祇園之洲から桜島 遠くに桜島フェリーの行き来する景色が見える堤防は、近隣の人たちの散歩コースです。潮風は寒くなく、春を感じる一日でした。

切のお稽古

庭の日陰に春先になると咲く小さなヒメウズの花 年が明けて、今年最初の琵琶の練習に行きました。しばらく弾いていなかったので、「あれ琵琶って、こんな音だったけ?」と思わず、何度も聞き直して始まりました。 今日は、新参の方はいなかったので、あまり…

一言の難しさ

中国春蘭の花 蓮の植え替えを、朝からせっせと行いました。赤土に腐葉土を混ぜては、こねての繰り返しでなかなかくたびれます。泥まみれになりますが、蓮根はしっかりしていて、夏には、きっと花が咲いてくれることでしょう。 今は来られないH先生。琵琶歌の…

目覚め

天南星 里には、梅や寒緋桜が咲いて、春の景色ですが、山の中は、まだ冬のままです。少し早めに咲いた天南星と出会えました。風の音しか聞こえない山道を登り、山頂へたどり着くとお参りして、下山しました。

追い求めない時間

ずっとここで街の姿を見つめて 出会う人、去っていく人、働いている人、独り座っている人、最近は自分の人生ばかり考えない心の余裕ができた気がします。痩せた野良猫も、花にとまるミツバチも、一生懸命生きているのです。

星まつり

立春大吉 今日は豆まき用に大豆を煎りました。明日は立春。 また、新しい一年のはじまりです。