老鶯日記

むかしの鹿児島の面影を求めて、庭の花とともにつづります

日々好日

秋風の中、暮れゆく夕日を眺めていると、歳を重ねてきたことをしみじみと実感します。夕べに白骨とは申しますが、時間というのは過ぎるのが誠に早いものでございます。人生でうまくいかないときは、有縁無縁の存在に感謝するということは、なかなか難しいものでした。その意味も当時は理解できないものでした。今、こうして大変幸せな人生を過ごさせていただいていると、あらゆるもののありがたさ、言葉にはできない体感と言えばいいのでしょうか。そして、今あるものも、やがては無くなることを忘れずに、日々過ごしたいものです。