老鶯日記

むかしの鹿児島の面影を求めて、庭の花とともにつづります

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

旅の思い出

山内一豊公銅像 高知県へ旅行したとき、鹿児島とは、あまり関わりがないのだろうと思っていました。 その日、用事があった場所が、昔、西郷南洲翁が来ていた場所であったことを知り、意外なつながりに驚きました。 知らないことを知るというのは、旅の楽しみ…

般若湯

昔、お寺では、お酒は飲めないことになっていたそうですが、山の上では極寒をしのぐために湯として、体を温める程度に嗜むことは許されていたそうです。 お話を聞きながら、小生、お酒は全く飲まないのですが、瓶にひかれて求め、中身はお風呂に入れて、使わ…

頌徳碑(しょうとくひ)

昭和9年11月25日、当時、樋之口町にあった四方学舎の庭に建てられ、終戦後、甲突川沿いの緑地帯に移された伴彦四郎先生頌徳碑です。伴彦四郎先生は、昔、薩摩琵琶の名手と言われた方だそうです。今でも、12月初めころ、少人数で集まり、遺徳を偲びま…

春のお彼岸

金曜の夜の練習は、参加する方も少なくなり、静かなものです。 昭和51年2月頃の新聞に薩摩琵琶の記事が載った時には、すでに20、30歳代の姿は無いようだったそうです。最近もイベントなどで体験会などしてはいても、結局はその場限りで、続ける方はい…

春の芽吹き

冬の間、枯れていたように見えた草花も、一つも枯れずに生きていたことが実感できる季節になりました。生き物の生命力を微笑ましく思います。草花のために、植え替えが忙しい季節を迎えます。 リンドウの新芽

お点前が飛ぶとき

貝母の花 貝母の花は、やさしく、とても好きな花のひとつです。 今日は久しぶりに茶道の稽古をすると、何もなかったかのようにお点前を飛ばしていました。終わった後、独り思い出す瞬間の恥ずかしさに顔が真っ赤になります。