老鶯日記

むかしの鹿児島の面影を求めて、庭の花とともにつづります

琵琶曲 城山

一ハ(いちはつ)の花

琵琶曲『城山』の練習をするとき、弾奏を見ていて、本気度が高すぎて圧巻されます。昔の方の録音を聞いてみても、ものすごく絃を張り、糸巻が壊れないか心配する程の緊張感です。この曲に対しては、特別な思いを、弾く方それぞれ持っておられるのだなと感じました。端歌とあまりに違い過ぎます。

平成元年頃の新聞の記事に、漢詩の第二句「一百里程堅塁間」が本来の詩のとおりとのことが書いてあったようです。琵琶歌は、「一百里程塁壁間」になったままです。