老鶯日記

むかしの鹿児島の面影を求めて、庭の花とともにつづります

春の野

藤花

梅ヶ渕に少し立ち寄りました。よく晴れた空には、ツバメが飛び交い、川沿いには、若葉の上で蝶や蜻蛉が羽を休めていました。春を喜ぶように揚羽蝶が、活き活きと飛んでいきました。昼下がり、訪れる人も少なく、一人二人すれ違いましたが、静かなお堂でした。藤の花が風に吹かれ、香りが風に乗って伝わってきました。