老鶯日記

むかしの鹿児島の面影を求めて、庭の花とともにつづります

銀葉

お線香もいいのですが、たまには雲母でできている銀葉を使うと煙が出ない分、香木のかおりが馥郁と室内に広がります。炭団を灰に埋めると消えてしまい、うまく焚けないこともありますが、空気が乾燥している冬はうまくいく気がします。香木も高価なものでなく、並以下の安い沈香で十分に足ります。澄んだ冷気と香木の香りが混ざると、しみじみとした時間が流れます。