老鶯日記

むかしの鹿児島の面影を求めて、庭の花とともにつづります

蘭鉢

昔はどこでも見かけた黒色の焼き物の蘭鉢も、今はあまり見かけません。祖父の代では、高値の春蘭、寒蘭、盛んに作られていたようでしたが、今は値段も落ち着き、好みの品種が手に入るよい時代です。滑川町の陶器屋さんは、まだ昔の在庫が残っているようで、ときどき求めに伺います。ビニール袋の代わりに、火鉢に埋めた焼卵を1個くれたお店の方も、だいぶ高齢で心配ではあります。