老鶯日記

むかしの鹿児島の面影を求めて、庭の花とともにつづります

師走の琵琶の練習

この時期、世事の気忙しい雰囲気とは別に、いつもどおりの生活をしていると、逆に静かな日常を過ごせるところが好きです。クリスマス、年の瀬など人々の興味は盛りの方へ向くなかで、しんとした冷気の中、ひとり練習できる時間は何とも言えない充実感があります。録音技術がある現代は、耳で覚える機会にこんなに恵まれているけれど、どうして昔の人の演奏の方が情緒豊かに聞こえるのでしょうか。

新しい年を思いながら神棚用のしめ縄づくりです。