老鶯日記

むかしの鹿児島の面影を求めて、庭の花とともにつづります

謙虚さ

クチナシの花

長く練習していると人間、誇りのようなものが心に生じてくるものです。誇りというのは、良いイメージで受け止められますが、小生は、掃除の時に払う方のホコリではないかと感じます。

先日、立派な先生の演奏指導を受けたことを語る光景を傍で見ていて、さぞかし立派な演奏をされるのだろうと思いきや、一所懸命日々練習している初心者の方のほうが、淡々とこなされるのです。

技術に、身分や立場は関係ないのだなと、言葉にはせずともしみじみ思いました。